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耳を澄ませば聴こえてくる
大地のつぶやく声
心の瞳を拓いたら
海は七つの色
ぼくが生きている街は
せまい小さな砦
未知の世界は
大きく両手広げて
("Seasons of change"より ♪Sing Like Talking)
その瞬間を一体何人の人が見つめるのか。
違う場所で同じ空を見ている頻度を思えば、
単位を太陽や月などといった一つしかないものに
限っていけば、「全ての人が」ともいえなくはない。
そのような壮大さとは無縁だが、
幾たびもその姿を変えてきた街に立つ京都タワー。
その消灯の瞬間を時折だが見るようになった。
ふっとライトが消えた瞬間、
点滅する赤い光だけが残って幻想的 。
東京タワーでも同じ感じを受けた。
「灯(あかり)」たるものに支配されている昨今だが、
だからこそ「暗さ」は恐怖ではない、感傷的な何かを
より多く運んでくるように思える。
闇は恐怖を招くものだ。
それを幻想的と捉える感情にも
澱みない時間の流れが関与しているのだろう。
この家から見える景色は素敵ではある。
ただ、基本的に人工物が織り成す素敵さとも言える。
かろうじて広く見える空に色々気持ちが
投影できる日々を過ごして居るように思う。
この街が今は僕の住む小さな砦らしい。
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